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良いドレスを求めて三千里

2008/12/03(水) ウェディングドレスの色

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 明治になって、皇室が英国式の洋装を取り入れたことで、葬祭の服装が白から黒に変わった、というのは興味深い話です。

 そういえば、ウェディングドレスも元々は白じゃなかった、という話を聞いたことがあります。中世ヨーロッパでは、黒のドレスに白のベールという風習もありました。

 ヨーロッパ各国の王室・貴族は、紋章を宝石で飾った派手なドレスを着ていたそうです。贅を尽くした豪華なもので、ドレスの色は何でもよかったとか…

 ウェディングドレスの色が白になったきっかけは、19世紀にビクトリア女王が結婚式で白のドレスを着てから…と言われています。
 それまでのデコレーションされた装いと違い、飾り気のない純白のドレスにレースのベール、花のブーケというスタイルは、当時としては斬新なものでした。

 当時はテレビやラジオはまだなかったものの、新聞はありました。ちょうど写真が発明された時代ですが、動く人物を撮ることはできなかったから、多分版画みたいな絵で紹介されたと想像します。
 情報は驚きをもって、世界を駆け巡りました。

 大英帝国の女王だから、強烈なインパクトがあったんでしょうね。その辺の貴族だったら、変人扱いされて終わりです。
 白いウェディングドレスにあこがれる花嫁は、ビクトリア女王に感謝しないとね。

 中世のヨーロッパでは、純白のドレスは貴重品でした。真っ白にできないから色で染めてごまかしていたみたいです。白は汚れたらアウトだし…
 カラードレスよりも白ドレスが高いなんて… 現在とは逆ですね。

 フランスのマリーアントワネットも舞踏会に、好んで白のドレスを着ていた、という話が残されています。
 ビクトリア女王が、結婚式に白のウェディングドレスを着たのは、こうした下地があったからでしょうね。

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