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良いドレスを求めて三千里

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2008年6月の日記

2008/06/30(月) 首を絞める定額プラン

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 ドレスメーカーのひとに言わせると、定額プランは自分で自分の首を絞めるヘタなやり方だそうです。ハコと提携していないFUGAみたいなフリーのドレスショップなら、ハコの表示価格に拘束されないからです。

 確かにお説の通りだとは思いますが、価格を気にせず自由にドレスを選んで欲しい…というのが、定額プランを採用した理由です。当面、この考え方を変えるつもりはありません。
 プランのバリエーションを広げるかもしれませんが…

 普通のひとは持っていないパニエやグローブ、ベールなどの小物をオプション扱いにせず、無料レンタルするやり方も継続したいと思います。
 ドレスだけ安く表示しておいて、後から付け足していくやり方は、好きではありません。車をレンタルしたら、ラジオやエアコンがオプションだったなんて…普通なら借りませんよね。パニエに至っては、タイヤが付いてないのと同じです。

 予算がなくて、できるだけ安く…というかたもおいでになります。そういう場合は、最低限の小物だけ無料レンタルにしておいて、あとは必要に応じてオプションというのもアリかもしれません。
 東海3県の配送料は原則無料ですが、自分で取りに来て、自分で返却するというのなら、プライスダウンする理由にはなります。配送は想像以上に手間と経費が掛かりますからね。

 標準小物セットは無料レンタル、東海3県の配送料は無料… この原則を変えるつもりはありませんが、「節約プラン」という選択肢があってもいいのかもしれません。

2008/06/29(日) 定額プランの問題点

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 FUGAの価格体系の基本は、定額のセットプランてす。ドレスとメンズをセットでレンタルすると、割安になるように設定しています。

 レンタルドレスの業界では、提携先のハコさんがレンタル衣装の価格表示に魅力を持たせたいので、それに合わせて多くのドレスショップが定額プランを用意しています。

 一見わかりやすい定額プランですが、複雑な問題を抱えています。
 普通は、利用者に魅力のある価格帯で設定しますが、ドレスの仕入価格はマチマチです。提携先のハコさんからは、安くて魅力のある価格表示を要求されるし、かといって高いドレスを同じ価格でレンタルすると採算が合わなくなります。
 仕方がないので、「このドレスは適用外」とか、「このドレスはプラス○万円アップ」ということにするわけです。

 利用者の目から見ると、こうしたやり方は「二重価格」や「おとり商法」に見えるかもしれません。でも、ほとんどのショップさんはこの方式ですね。
 FUGAでもオープン間もないころは、通常価格20万円以上のドレスは、セットプランの対象外でした。高いドレスを選んだお客様はガッカリされます。「ま、いいでしょう」ということが続いて、結局は除外品をなくしてしまいました。商売がヘタですね。

 いまはオープン2周年のキャンペーン中なので、通常価格が安いドレスは、50%オフだとセットプランよりも安くなります。上限は定額プランの価格なので、高いドレスを選んだかたは、半額以下になります。
 利用者からは整合性のいいバランスのとれた価格体系に見えますが、ウチにとってはどちらの組み合わせも採算上は厳しいやり方です。

 いつかは単一価格をやめて、下げるものは下げる、上げるものは上げる…という決断をしないといけないでしょうね。

2008/06/28(土) 2周年記念 第2弾

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 FUGAは、いまオープン2周年記念キャンペーン中です。第1弾は6月末までで、7月から第2弾がスタートします。

 価格体系が大きく変わることはありませんが、期限を区切ってキャンペーンを行なう以上は、まったく同じというのもおかしな話です。「期間限定」を謳いながら、いつも同じキャンペーンでは、二重価格になってしまいます。

 今月中に成約されたかたは、挙式日不問で通常価格の50%オフでレンタルしています。合計金額が定額のセットプランをオーバーしたときは、セットプランの価格が上限となります。
 標準小物セットは無料でレンタルし、さらにオプション小物は50%オフの特典がついています。年内挙式なら、同日の二次会使用は別料金不要です。

 第2弾は、年内挙式限定で通常レンタル価格の50%オフを続行することにしました。同日の二次会使用が別料金不要なのも同じです。
 オプション小物の50%オフレンタルを打ち切る代わりに、レンタル価格の見直しをして、利用しやすい価格に値下げすることにしました。いきなり倍では申し訳ありません。

 そろそろ来年挙式のかたがおいでになるので、第2弾以降のキャンペーンも考えないといけません。9月ごろに発表するつもりでしたが、それでは遅いみたいですね。

 来年秋に挙式予定というかたから問合せがありました。来年の秋といわれても…返事に困りましたね。オープン3周年の企画は、まだ先の話です。
 とりあえず現行のセットプランで仮契約してもらって、キャンペーンの内容が決まってから、お客様に有利なほうを選んでもらうしかないでしょうね。

2008/06/27(金) ドレスの持込料負担

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 運賃無料でタクシーがショッピングモールまで連れていってくれるのは、運賃よりも紹介手数料やバックマージンのほうが大きいからです。
 ドレスなど衣装の持込料負担にも同じようなカラクリがあります。

 価格交渉の段になると、よく「持込料の負担は?」という声があがります。利用者にとって数少ない価格交渉の手段なので、別にとがめるつもりはありませんが、FUGAでは一番ヘタな交渉の仕方です。

 ハコさんの提携店になっているショップは、紹介手数料が発生するので、その分を経費として表示価格に織りこんでいるはずです。でないと経営が成り立ちません。
 もし挙式会場が提携外のハコだったら、紹介手数料は要りません。その代わりお客さんに持込料の問題が発生します。織りこみ済みの手数料分があれば、それを「持込料負担」に回すことができます。

 持込料負担をしなければ、お客さんに割高な料金でレンタルすることになるので、「持込料負担」という謳いこみ自体を批判するつもりはありません。むしろ良心的な商売のやり方だと思います。

 FUGAのセットプランは、価格で3倍も開きのあるドレスを定額でレンタルしているので、通常価格で15万円以上のドレスは持込料負担をご容赦いただいています。
 いまは50%オフのキャンペーン中なので、15万円以下のドレスはセットプランよりも数万円安くなります。持込料の負担ができる価格ではありません。

 価格交渉で、持込料負担を持ち出すのがヘタなやり方といったのは、こうした事情です。
 通常レンタル価格のままでよければ、全額負担を謳えるんですけどねぇ。でも、キャンペーン価格よりもかえって割高になるので、お客さんにとっては損ですね。

2008/06/26(木) 養殖真珠の買い付け

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 毎年、正月が明けて一段落したころ、産地へ宝飾業者が養殖真珠の買い付けにやってきます。伊勢神宮に初詣を兼ねて来るようです。常連もいれば、スポット買いの業者もいます。

 スポット買いの業者は、決まった仕入先がないので、現地で情報を収集しながら目当ての真珠を探します。
 タクシーの運転手は、養殖業者をよく知っています。「今回は真珠の買い付けに・・」なんて一言を聞いたら、ここぞとばかりにズーッと張り付きます。紹介手数料が目当てです。

 翌日、勇んで旅館に客を迎えに行ったら、前の晩に旅館の女中が先に話をつけていて、お客を取られてしまった!なんてこともあるそうです。伊勢志摩方面は、真珠がらみのネットワークができているんですね。あちこちで客の取り合いです。

 以前、海外のリゾート地に行ったときの話です。ホテルからショッピングモールに行くときは、タクシーなら交渉すれば無料で行ってくれると現地のガイドが言ってました。
 運転手がショッピングモールの受付まで一緒についてきて、入館の手続きをしてくれます。買い物した売上によってバックマージンが入るからです。一人よりも複数で行ったほうが喜ばれるみたいですね。金額が増える可能性があります。

 お金の動くところに商売あり・・・ 利権とか紹介手数料とか、観光業界もブライダル業界も似たような世界ですね。

2008/06/25(水) 本真珠は手入が大切

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 本物の真珠はカルシウムとタンパク質でできているので、汗などが付着したまま放置すると、光沢がなくなってしまいます。使ったあとの手入が大切です。
 模造真珠の多くは、プラスチックでコートされているため、汗には強いみたいです。

 本物か偽物かは、酢につけてみればわかるそうです。本物は酸に溶けます。クレオパトラが真珠を酢に溶かして飲んでいた…というのは有名な話です。
 溶けてしまっては大変なので、実際にはこの方法は使えませんね。

 真珠を軽く歯に当てて、シャリシャリ感があれば本物だというひともいます。プラスチックの表面は、ツルツルしているからだと思いますが、表面だけ真珠質でコートしてあったら真偽は見抜けないかもしれません。
 やはり、出所がはっきりしているものは本物に間違いない…ということでしょうか。ミキモトさんみたいなブランドがモノをいう世界です。

 真珠は本物に限らず熱にも弱いので注意が必要です。
 以前、壊れて廃盤にしたティアラがあって、花嫁さんが「どうしてもこのデザインがいい」というので修理したことがあります。銀入りのハンダで熔着してもらって、うまく修理できたのですが、真珠の表面が熱で熔けてしまいました。
 プラスチック玉に表面コートしてあったようです。パール色のラッカーで再塗装して修復してもらいましたが、使用はこの1回だけで後は廃棄です。

 壊れたら修理しないで廃棄するなら、真珠は本物でないほうが気が楽ですね。

2008/06/24(火) 本真珠もピンキリ

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 養殖真珠は工業生産品ではないので、出来不出来があります。形・色・サイズが揃ったものは、なかなか採れないようです。
 養殖業者は、重労働で手間がかかるので、割に合わないという話を聞きました。

 同じ阿古屋貝から採れる真珠ですが、形もサイズも様々です。真円で大きなものは少ないようですね。当然、値段もピンからキリまでとなります。
 めったに採れないものは、養殖業者の「家宝」みたいなもので、なかなか市場には出ないという話を聞いたことがあります。その気持ち、何となくわかりますね。

 一握りの価値ある真珠のほかに、膨大な数の「クズ」が出ます。一粒いくらのものもあれば、バケツ一杯いくらのものもあるわけです。
 素人考えで、規格外れの真珠でいいから利用できないか?と思いますが、本物であることよりも見た目の良さが優先されるので、ブライダル用には粒の揃ったイミテーションのほうが合うのかもしれません。

 小さな珠を利用してケータイストラップにしたものをもらったことがあります。遠方から来てくれた女性のゲストに、お礼の気持ちを込めてプレゼントするために何本か買ってきたそうです。もらったひとは、喜んだでしょうね。
 小さくても「本物」というところに価値があります。

 苦難の末に真珠養殖を成功させた御木本幸吉は、真珠で美しく飾りたいという女性の願望をかなえるのが夢だったそうです。この気持ち、FUGAも忘れないようにしないとね。