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良いドレスを求めて三千里

2008/02/20(水) 神前式と教会式

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 欧米と違って、日本では「神」が日常生活に密着していないように感じます。宗教や信仰は憲法でも自由になっているし、神社に参拝するのは初詣でだけ…というひとも多いようです。なかには、信心のないものが参拝するとバチが当たると、初詣でにも行かないひとがいたりして…

 もともと日本の結婚式は、「家と家」の儀式でした。欧米では、結婚式は神の前で永遠の愛を誓う儀式です。渡来した欧米人には、日本人は信仰心がない民族に見えたようです。明治になって西洋化が進み、それなら…と神社で結婚する風習が生まれたそうです。当時の日本で「神」といえば神社ですから…

 年配者のなかには、ウェディングドレスを着て教会で結婚式を挙げることに批判的な考えを持つひとがいます。「日本古来の…」という言い分です。でも、神の前で誓うようになったのは、古来からではなく、近代になってからです。
 結婚が「家と家」から、「個人と個人」の契約に変わったいま、神前式でも教会式でもそれほど重要な意味はありません。敬虔な信者は別として、日常生活のなかに「神」はいないんですから…

 それでも、海外で挙式する場合は注意が必要です。観光地の教会は商売として割り切っているかもしれませんが、地元のひとから信仰を集めている教会を信者でもない外国人が利用する場合は、配慮が必要です。
 カトリックの教会で、マリアベールをつけて挙式すると、ひんしゅくをかうことがあるそうです。最近メーカーが売り込んでいるミニ丈ドレスなんかも危ないですね。事前に確認しておきくべきでしょう。

 これは、日本国内でも"本物の教会"で挙式する時には同じです。賛美歌のひとつも歌えないようなら、商用の「ブライダル教」のチャペルを利用したほうが無難かもしれませんね。

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