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良いドレスを求めて三千里

2008/01/28(月) 振袖とドレスは業態が違う

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 平成21年の新成人を対象にした振袖商戦がピークを迎えている話題を紹介しました。同じ衣装レンタルでも、振袖とドレスとでは、業態がかなり違います。

 振袖の商売は、きちんと的を得た戦略で資金を調達して臨めば、初年度から成果を得られる可能性があります。その地域でいきなりトップを取るのは難しいとしても、2番手に付けることは決して夢物語ではありません。
 一方、ドレスの商売は、市場で認知されるまでに最低でも3年はかかります。開業時の資本が少なくすむ反面、軌道に乗るまでの運転資金が必要です。オープンしてから1−2年で姿を消すドレスショップが多いのも、こうした事情があるようです。

 もうひとつ決定的な違いがあります。成人式の会場は、自治体か学校法人です。一部に企業もありますが、会場が利権を持っていることはほとんどありません。ブライダル市場は、「ハコ」と呼ばれる式場・会場が利権を持っています。ハコとの提携関係がなければ、安定した需要がつかめません。
 ウチみたいな提携関係を持たないフリーのショップは、コツコツと実績を積み上げていくしかありませんね。

 振袖とドレスは同じ土俵ではありませんが、似たような環境に置かれています。若い世代は、年々減少する傾向にあります。市場が拡大する可能性はありません。それは、成人式でも結婚式でも同じです。
 成人式は振袖、結婚式はドレス… この慣習はしばらくの間は変わらないと思います。ただし、利用するひとたちの好みや意識は、年々変化しているようです。時代の流れをとらえる努力が必要なのは、どちらの商売でも同じですね。

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