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良いドレスを求めて三千里

2009/07/04(土) タレント頼りのドレス

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 国内タレントを起用したブランドドレスが多くなりました。香里奈やベッキーに続いて、上戸彩や南明奈らも新規参入です。

 売込みをかけるのに手っ取り早いからでしょうか? ユーザーは踊らなくても、業者に対するインパクトにはなります。 

 ウェディングドレスも だんだん七五三衣裳や浴衣みたいになってきましたね。新しいブランドが誕生しては、消えていきます。息の長いものでも、そのうち飽きられるか、手詰まりになるかです。

 ブライダル衣裳は、単価アップというか価格維持が命題です。こなせる数に限りがあるから、薄利多売が通じない世界です。ブランドに頼って付加価値を付けようとするメーカー・商社と、衣裳店の思惑が一致するところに、ブランド氾濫の要因があるようです。

 もともとブランド品の登場は、中世ヨーロッパの貴族の間で、贈り物のやりとりをするのに都合がいい…という理由で重用されたのが由来です。誰が見ても価値(値段)がわかるからです。

 価格の基準になるということは、このドレスならこのくらいの値段がして当然…という強気の商売ができます。反面、利用する側からすれば、同じものならどこが一番安いか…という興味が湧きます。

 高値維持には都合のいいタレントブランドですが、衣裳店にとっては利益率の悪い商材に陥りやすい側面があります。供給元からの仕入価格はしっかりしている反面、相場が決まっているから、自店で勝手な値づけはできません。ユーザーからの値引交渉に応じていると、利潤がなくなってしまいます。

 FUGAでは、タレントブランドのドレスを入れる予定はありません。「良いドレスをリーズナブルに…」というコンセプトに合わないからです。
 良いドレスかどうかは別にして、タレントの版権分は間違いなく割高です。

 芸能人の知名度にあやかるよりも、「良品無印」をリーズナブルに提供していきたいですね。

2009/07/03(金) 新作ドレスのデザイン

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 取引のあるアトリエのオーナーが、海外の縫製工場へ出かけるというので、先日、話をしてきました。今ごろは現地で新作ドレスのデザインを打ち合わせていることでしょう。

 どんなデザインが希望か?と聞かれても、コレッ!というのは難しいですね。
 最近よく出ているドレスと、引き合いの少ないものとを比べて、好みの傾向を検討するくらいしか知恵が浮かびません。

 工場側でも、このところ動きのいいドレスの傾向をある程度はつかんでいるだろうから、現場へ行けば何かヒントが見つかると思います。

 ドレスのデザインには、意匠権というのは なじみません。形のパターンが決まっているからです。突飛もない模様のカラードレスは別として、ウェディングドレスのデザインは、どうしても どこかのパクリみたいなのが多くなります。

 縫製レベルの高い工場は、いろんなブランドのドレスを請け負っています。生産現場に行けば、何社ものドレスにお目にかかれます。まったく同じものはダメですが、少しアレンジすればOKというケースはあるでしょうね。

 工場としては受注量を増やしたいから、トレンドなデザインが見つかると、そこからアレンジしたものを逆提案することもあるようです。

 そのアトリエのオーナーは、いままでは自分の好みで、オリジナルデザインのドレスを作らせていました。手の込んだ刺繍とビージングが特徴です。FUGAにも何着か置いてあります。

 自分の好みで作ったドレスは、特徴的ですが万民向けではありません。合う人と合わない人が、はっきり分かれます。ビジネス的には、なるべく多くの人に支持されるドレスを作ったほうがいいと思うんですが…

 今回は、自分の好みより 売れるドレスに重点を置く…と意気込んでいました。秋口には仕上がる予定です。どんなドレスができるか楽しみですね。

2009/07/02(木) 夏挙式の親族衣裳

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 今年も前半が終わって、後半戦がスタートしました。夏場の挙式は少ないからスローペースの出だしですが、夏でも挙式予定は何件か入っています。

 夏挙式に備えて、絽の留袖を入れるつもりをしていました。ところが、メーカーの担当者から、「いまどき絽の留袖を入れる店はない」と言われて、ストップです。

 物が落ちる割に値段が高いのと、夏場に留袖を着るひとは少ない…というのが理由です。留袖そのものが、着る頻度が減っているとか…

 ウェディングドレスは教会式の正装だから、父親はモーニングコートが主流です。父親が洋装で、母親が和装の留袖というのは、どこかアンバランスな気がしないではありません。

 このところ海外挙式のかたが増えています。海外で留袖というのは、少ないでしょうね。着付の問題もあるし、グァムやハワイでは暑すぎます。

 モーニングコートと同格の洋装となると、アフタヌーンドレスです。テストケースで何着か入れましたが、積極的に宣伝していないせいか、まだご利用はありません。

 厳密なドレスコードのアフタヌーンドレスは、探すのが難しいですね。胸元の詰まった長袖のワンピースで、レースなど透ける素材ではないもの…というのは、見つかりませんでした。
 用意したのは、あくまでフォーマルドレスのデザインです。

 ゲストドレスを扱う商社の社長は、黒のチューリップスカートと白めの上着の組み合わせを勧めていました。人気があるとのフレコミです。

 入学式に着ていくなら合いそうだけど、色違いのツーピースでは、アフタヌーンドレスのイメージから離れすぎです。前回は一旦パスしました。

 次回の展示会で、FUGAの基準に合った親族用フォーマルドレスが見つかるといいですね。

2009/07/01(水) アルバムのロケは1日がかり?

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 話題にしている出版社の撮影プランは、メイク代も込みになっています。スタジオ撮影とロケ撮りで、まる1日かかるとか…
 その間、カメラマンとメイクさんは、付きっきりとなります。

 これでは、もっと料金を安く…というのは難しいですね。人件費だけでも何万円かになります。それにアルバム2冊とCDデータが付くとなると、10万円弱という価格設定は、あながち高いとはいえないのかも…

 それでも、写真撮影を希望するお客さんの要望は、さまざまだと思います。アルバムが2冊も要らないひともいるでしょう。同データでの刷り増しは割安だから、これが日当を稼ぎ出すクッションだと推察しますが、必要ないひとには余分な出費です。

 スタジオ外でのロケや、2冊目のアルバムをオプションにして、もっと利用しやすいプランを作ってはどうかと思います。建て込みをうまく使えば、スタジオ撮影だけでもアルバムを作ることは可能です。

 そういうプランがあれば、FUGAでドレスを利用されるお客様に、前撮りを積極的に案内できそうです。スタジオ内での使用なら、ドレスはそれほど汚れません。前週に前撮りをして、1週間程度のレンタル期間で済めば、追加料金を30%も もらう必要はないしね。

 よその企画だし、向こうもビジネスだから、こちらからどうこうは言えないけど、リーズナブルな価格設定で利用率を上げたほうが得策だと思います。

 FUGAの挙式プランは、必要な小物がすべて付いて、ドレス&メンズのレンタル価格は9万4500円から用意しています。写真撮影がそれより高いというのは、ちょっとね。

 知り合いの写真スタジオは何軒かあるから、衣装持ち込みでいくらでやってもらえるか聞いてみるといいかもね。いまの季節は仕事がなくてどこも暇だから、きっと安くやってくれるでしょう。

2009/06/30(火) ブライダルアルバムの価格

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 婚礼衣裳に記念写真は つきものですね。デジタル編集されたアルバム(写真集)に人気があります。スタジオでの記念撮影だけでは、カット数が稼げないから、ロケ撮りするところが増えてきました。

 ロケとなると挙式当日では時間がありません。前撮りとか別撮りとかいわれるように、挙式日より前に撮影を済ませることになります。たいていは1ヶ月くらい前ですね。

 前撮りは、衣裳のレンタルとメイクが2回必要になるので、挙式日だけで済ませるひとが多数派です。挙式と披露宴でのスナップ写真を使えば、カット数は十分あります。

 いずれの場合も写真撮影の利権はハコが握っているから、写真集まで頼むと結構な金額になります。ブライダルというと何でも高いですからね。

 最近でこそ手頃な価格のメニューがありますが、初めのころはアルバム1冊が20万円も30万円もしました。欲しくても諦めたカップルは多かったと思います。

 成人式の振袖アルバムは、10頁くらいのもので5万円前後が相場です。ブライダルと名がついた途端に、10万円前後に跳ね上がります。表紙の体裁や材質が違うとしても、アルバム自体の製造原価は そんなに変わらないはずですが…

 振袖アルバムは、呉服店やレンタルブティックが衣裳で商売した後の余禄です。早めに前撮りしたアルバムが市中を巡ることで、宣伝効果も期待できます。皆で見せっこするからね。

 ブライダルアルバムは、ハコにとって大事な利益源です。下請けの写真屋は高率のリベートを払わなければならないので、安い価格設定はできません。どこかドレスのレンタルと似たような構図ですね。

 こうした料金体系から見れば、出版社系のアルバム2冊付で10万円以下という料金設定は、安いように思います。振袖アルバムの相場と変わりません。
 しかも撮影料とメイク代が込みだし…

2009/06/29(月) 撮影だけのドレスレンタル

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 いままで写真撮影だけでドレスやメンズをレンタルしたことは、ほとんどありませんでした。とくに料金設定もしていません。

 たまに撮影会(?)で使いたい…という問合せがありますが、実際に借りられたかたはいませんでした。撮影会って… 写真愛好家がやるあのモデル撮影会でしょうか?

 衣装のレンタル契約は、お互いの信頼関係で成立するもの…というのがFUGAの基本姿勢です。レンタルした以上は、どういう使い方であろうと、お客様の責任で衣装を管理してもらうのが原則です。

 最近、ブライダルアルバムの撮影プランを宣伝しているところがあります。出版社の企画で、衣装は料金に含まれていません。ドレスは自分で持ち込むか、衣裳店を紹介する…となっています。

 先ごろ、協力してほしい…との依頼がありました。協力するのはやぶさかではないけど、料金体系をどうするか?ですね。FUGAで衣装をご利用の場合は、前撮りは挙式日の30%と決まっていますが…

 ご利用内容が写真撮影だけであっても、実用した以上は通常のレンタルと同じ扱いです。あまり高い料金設定にはできないから、二次会プランの料金が基準になるでしょうね。

 前述の出版社企画は、ブライダルアルバム2冊付きと豪華ですが、料金は10万円近くします。それに衣装代がプラスだと、結構な金額になります。果して勝算はあるのでしょうか?

 写真スタジオ系のレンタルショップでは、衣装込みの料金設定にしています。ドレスのランクは別として、比較的安い料金を謳っているところが多いですね。

 低料金のところは、アルバム2冊はオプションとなります。最終的にどちらが安くなるかは知りませんが、敷居は低いほうが利用しやすいのでは?

2009/06/28(日) 婚礼写真の前撮り

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 結婚式場によっては、挙式日の前に写真撮影をするところがあります。結婚式当日は、何かと時間がないから、別の日にゆっくり撮れればありがたいですね。

 問題は、衣装のレンタルが2回になることです。挙式当日の二次会利用は、オープン3周年記念の特典で、追加料金は不要ですが、たとえ写真撮影だけでも別の日に使うとなると、追加料金が発生します。

 FUGAでは、前撮りの料金を挙式日の30%に設定しています。配送やクリーニングの手間と経費は2回分かかりますが、倍額というわけにはいきません。
 多くの式場では、50%増しというところが多いみたいですね。

 本当は、前撮りの料金をゼロにしたいのですが、衣装の拘束期間が長くなるのと、クリーニングした場合は、ドレスの寿命が1回分短くなります。やはり無料というのは無理があります。

 このブログでも何度か取り上げたように、ドレスの寿命は何回使ったかでなくて、何回洗ったかで決まります。この点を理解してもらえれば、予算を圧縮するよい方法が見つかると思います。

 前撮りと挙式の日程が1週間程度のズレであれば、お話し合いのうえで追加料金をいただかないようにしています。海外挙式だったと思えば、レンタル期間は似たようなものです。

 その代わり、配送は1回で、撮影後のクリーニングはナシです。時間的に間に合いません。その間はお客様の責任で、衣装の管理をしてもらう形になります。

 FUGAでは、実用したらドレスのクリーニングは必須ですが、お客様の理解と協力が得られれば、クリアできないことはないですね。レンタル期間をなるべく短くするのも有効な手段です。